前回の続き。
わりと地獄な2日間を過ごし、ようやく手術の日です。
ここまでの2日は、とにかくちょっとでも肩に荷重がかかると死ぬほど痛い。
ゴール前で落車して鎖骨折ったライダーが逆の手で支えてますけど、
常時あの状態じゃないとマジで痛いです。
そして、うっかり左肩が動くような動作をしてしまうと、
鎖骨あたりに激痛が走ると同時に、
折れた骨同士が擦れ合う
コリコリ…ゴリゴリ…という感触が伝わってきます。
これがマジ恐怖((((;゚Д゚))))
二度と思い出したくないです。
そんなわけで、手術に対する恐怖心よりも、
「現状がちょっとでもましになる期待感」
の方が勝ってる状態で当日を迎えます。
もちろん手術についてはあれこれ調べてました。
体験談を読んだり。
・麻酔が切れたら地獄(怪我したときよりイテー説)
・気道挿管の違和感半端ない
・尿道カテーテルがマジで嫌(ささってる時も抜いてからも)
・麻酔が掛かる仕組みは実はわかっていない
・全身麻酔一回で寿命が6年縮む
・10万人に5人の確率で麻酔の後遺症が発生
などなど、これはこれで怖い話が満載なんですが、
とにかく今が痛いから早く手術してー!って感じでした。
当日は、清潔でなければいけないので、爪が切られてるか、
髭が剃られてるかをチェック。
モジャモジャの髭って公衆便所並みに雑菌の巣らしいです。
午後イチでの手術で、朝から絶食。
水分は9時までOK。
でも10時位からポカリ点滴が始まるので、
空腹感や喉の渇きは感じず。
昼前に、妻と一緒に手術前の説明を先生から受けて、
ほぼ予定通りに手術室へ。
ビビリなので
「気道挿管とか尿道カテーテルとかあります?」
と聞いたら
「そんな時間かからないと思うから、しない予定です」
と言われ、心のなかでガッツポーズ(笑)
そして、麻酔の先生に「麻酔入れていきますね~」と言われ、
腕の血管がなんかひや~っとしたかなーと思うか思わないうちに気絶(笑)
「起きて下さーい」と言われて目覚めたときには、
手術も終わり、
術後のレントゲン撮影も終わり
いつの間にか病室にワープ。
当然夢も見てません。
2時間半のタイムワープ気分でした。
そこからもなんか寝たり起きたりを繰り返し、
気がつけば20時過ぎ。
熱を計ってみたら38.6℃
やっぱ手術後は熱出るのねー。
麻酔も切れてくる頃だし、ってわけでここで座薬。
手術したところは、神経ブロックしていたので、痛みはゼロ。
しかし、実は折れてた肋骨のせいで起き上がれず、
肋骨の痛みと熱と昼に寝すぎたのと同室ヤロウのいびきで一睡もできず。
布団が薄っぺらで腰から首からすげー痛いのですが、
寝返りはもちろんのこと、身動きもままならない状態で過ごした一晩。
精神的にはこの一晩が一番応えました(;´Д`)
なお、手術はうまくいったようです
先生も自画自賛してましたしw
ここからはようやく回復に向かうわけですが、
怪我直後から手術までの辛さを考えると、
2度と経験したくないと思います。
これだけ痛くて辛い思いをしておいて、
家族やら会社やらに迷惑かけておいて、
なんの反省もしないのでは人間以下です。
またコケて怪我でもした日には、私は救いようのないアホということになるので、
せいぜい注意して生活することにします。
なお、「自転車やめる」という選択肢は今のところございません(笑)
次回は病院生活とか費用のお話を…
これを読んで
「絶対に怪我はしないようにしよう」
と思っていただければ幸いです。
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