先月末、GWに新潟の山で行方不明になっていた親子が
遺体で発見されるという痛ましいニュースがありました。
そのニュースを見たから。というわけではないのですが、
なんだかここ20日ほど、妙に山は怖い的な本を買い漁っています。
「人を襲うくま」
とか
「ドキュメント気象遭難」
とか
「山の天気に騙されるな」
とか。
私は登山をする人ではありませんが、
知り合いにはMTBやらトレイルランやらで山に入る方がいます。
また、今は控えていますが、
ロードバイクで遠出する以上、
必然的に山の中を(舗装された道路とはいえ)
走ることになります。
これらの本を読んで思ったのは、
「山は平地とは違う」という当たり前のこと。
それは、気温であったり、
風であったり
天気であったり
平地の延長線上のつもりで山に行くことは危険であり、
自然の前では、人間は実に弱い生き物だということを思い知らされます。
天気予報は、基本的に平地を基準に作られています。
そこで「晴れ」という予報であっても、
山だけは雨。なんてことはざらにあります。
そんなときに、「山では雨が降るかもしれない」と予想を立て、
そのための準備をすることで、思わぬ怪我を防ぐことができるかもしれません。
突然の雨、強風、下り、気温の急降下
これらの条件が重なれば、あっという間に体温は奪われ、
低体温症による判断の鈍り、
手に力が入らなくなることによるブレーキミス
熱生産に急激にグリコーゲンを消費することによるハンガーノック
などなどが原因で、致命的な落車を引き起こしてしまうかもしれません。
自然の中で、
極力装備品を減らすロードバイクに乗る以上、
天気図を読める
何なら高層天気図も読める
空や雲、風から天気を読む「観天望気」ができる。
これらのスキルは必要だな、と
ソロライドが多い自分だけに、強く思わされました。
漁師さんや猟師さん並みに天気が読めるようになりたいと思う
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なお、午後から雨が降るのがわかりきっているのに、
傘も持たず帰りの駅で途方に暮れてるような人間は心底アホだと思います\(^o^)/
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