2019年2月5日火曜日

アジアカップの記事に思うこと

すげー久々の更新です。
週イチどころかもはや月イチレベルw

そしていきなりサッカーの話。

例の折りたたみは、週末に体調崩したので取りに行けてません。
納車されたらまた報告いたします。


さて表題の件。
サッカーのアジアカップ、
日本代表は惜しくも準優勝でした。

諸処の事情で地上波を見ることができない我が家。
つまりアジアカップも見ておりません。
そのかわり、ネットに溢れる記事はあれこれ読みました。

で、これが面白い。
人によって書いてることがぜんぜん違う。
ホンマに同じ試合見てたんかいなと言うレベル。
サウジ戦とかね。

そんな中から、決勝戦について書かれた2つの記事をご紹介。

まずこちら
なんか小馬鹿にしたツイートですが、
私はこの方の本で「サッカー戦術」というものを知りました。
’98フランスW杯予選について書かれた「ドーハ以後」です。

で、上の記事。
20年前の本と同じことをおっしゃってます。

サイドで、縦に2人の選手がいるフォーメーションが最強( ー`дー´)キリッ
中央では360°からプレッシャーを受けるが、
サイドならば180°からしかプレッシャーを受けない。
サイドを制するものが試合を制する。
堂安も原口も中央に絞ってはいかん、サイドに張ってれば勝てた

まあこんな趣旨。

えー

20年の間に、サッカーの戦術は大きく変わりました。
そのきっかけの一つが、ペップ・グアルディオラのバルサ。

でも、あれは特別なチームだと思われてました。
バルサ育ちのペップが、
バルサの下部組織出身の選手たちと一緒だったからこそ
作り上げられたチームだと。

確かにその側面もありました。
同じ「サッカー言語」で育ってるので、
「言わずともわかる」部分はあったと思います。

で、そのペップがバイエルンの監督になったときに、
「ペップバルサ」の仕組みを一般言語化しましたよ、と。

そこから生まれたのが
「ポジショナルプレー」
「5レーン理論」
「ハーフスペース」
とかの言葉たちだそうです。

本の受け売りです。
興味ある人は「フットボリスタ」でも定期購入してください。

そのフットボリスタのライターの一人で、
現、奈良クラブGMが書かれた記事がこちら
テーマとしては、森保監督が敗因としてあげた
「布陣の噛み合わなさ」がテーマです。
上で紹介した記事と一緒です。

でも内容はぜんぜん違う。

そもそも現在主流の戦術では
「縦の同じラインに2人の選手が重なるのはありえない」
「一人がサイドに張るなら、もうひとりは必ずハーフスペースへ」
サイドは180°しか選択肢がないが、
中央には360°の選択肢がある。
中央を崩すために、ハーフスペースを攻略。
これが鉄則。

日本で言うなら、

酒井がサイドに張るなら、堂安は中に絞れ
堂安が外に張るなら、酒井は中に絞れ

こうです。
あれ?上の人と正反対ですね。

なお、現在世界でも有数の強豪クラブとなったマンチェスター・シティでは、
左ウイングに
サイドに張るサネ
中に入るスターリング
のどちらかを使うことが多いですが、
それに応じて左サイドバック(ウイングバック)の人選とポジションが違います。

まあなんですか
もの書いて金稼いでるなら、ちっとは勉強しましょうねと。
今や素人さんのブログのほうが高度な考察を読めたりしますから。

ご意見番か番長か知らんけどさ。

なおこの記事もおすすめ

0 件のコメント:

コメントを投稿