2014年4月19日土曜日

いい加減きれいな空気の中を走りたい

※本日の記事は主観に満たされておりますw

過去に何度か書いたように、私は軽い喘息持ちです。
なおかつ花粉症です。

なので、この時期は外にでるのが辛くて仕方がありません。

一昨年までは、花粉だけを気にしていれば、まあ大丈夫でした。
しかし、昨年1月頃より、より質の悪いものが現れました。

それが、PM2.5です。

「PM2.5」というのは、単に「直径が2.5μm以下の粒子」を指し、
その粒子が何であるかによって、それの及ぼす影響は大きく変わってきます。
今の日本で問題なのは、そのPM2.5の大部分が
中国
から飛んできてるということです。
ニュースなどでご覧になってる方も多いと思いますが、
今の中国はこんな状態



おそらく、今の中国の大気汚染レベルは、
1万人以上が死亡したと言われるロンドンスモッグや、
公害病として有名な四日市喘息をも超える状態になっていると思われます。
そして、不幸なことに、偏西風とアジアモンスーンの支配下にある日本には、
太平洋高気圧が勢力を増す夏以外、
まんべんなく中国からの空気が届くようになっているのです。
特に悪さをしないPM2.5は、一度気道や肺に付着したとしても、
かなりの量が最終的には体外に排出されます。
しかし、今日本に飛来しているPM2.5には、
最も残留性が高いといわれる炭素の粒子と、
最も粘膜への攻撃性が高いといわれる二酸化硫黄が、
たっぷり含まれているんです(>_<)
おかげで、これまで日常生活にはそれほど影響がなかった喘息も、
今や吸入薬の助けを借りなければいけないくらいに悪化しつつあります。
特に、マスク無しで3時間半も走ったエンデューロがとどめでした(;´Д`)
常に微粒子が空気中に舞い、太陽光を散乱するため、
最近は晴れてるのに白~灰色の空ばかり。
早く青空のもと、マスクを外して外を走りたいです。
あ、UVカットのフェイスマスクはしますよ、日焼けに弱いのでwww
ちなみに、大気汚染に関する注意喚起情報を出す指針として、
これまではPM2.5が、大気1立方メートルあたり35μgを超えたら、
注意喚起情報を出す、というラインがありました。
しかし、昨年からの増加を受け、

今までの基準では毎日注意喚起しなくてはならないので、
注意喚起しなくていいところまで基準を引き上げましょう

というトンデモ理論により、現在の基準値は
空気1立方メートルあたり85μgになっています。
それを決めた時の文章を引用します
そのため、本指針の目的が健康影響の防止である事に鑑み、見逃しを減らすことが
重要であるが、健康影響の知見集積が図られるまでは、注意喚起したものの結果的に
日平均値が70μg/m3を超えなかった事例(いわゆる空振り事例)が増えすぎないよう
な配慮、注意喚起実施のための自治体の作業が過大とならないような配慮も必要である。

国民の健康よりも、自治体の手間暇のほうが大事だそうです。
じゃあ、今までの基準値は何だったの?って話ですよね。
で、どうせこの手の「暫定基準値」とやらが元に戻ったなんてことはないので、
今後、基準濃度以下でも健康に明らかな影響が認められたとしても、
今のまま行くんでしょうね┐(´д`)┌ヤレヤレ
健康な方は気にする必要はないかもしれませんが、
老人、幼児、私のような呼吸器に不調を持つ方などは、
自分で自分の健康を管理するしかありません。
そんなわけで、人よりいっぱい空気を吸うサイクリストの皆様
くれぐれもお気をつけ下さいませ。
今日は社会派ブログ調でお送りしましたwww

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