皆既月食とターコイズフリンジ

今日は、昨年10月に引き続き、皆既月食が見られます。
が、悲しきかな大阪はドン曇りの予報…
どうやら観測も撮影も無理そうな気配です。
仕方がないので、ウェザーニュースの中継で観測した気分に浸ることにします。

ところで、そのウェザーニュースから来た皆既月食のお知らせメールの中に、
初めて見る言葉がありました。それが題名にも書いた「ターコイズフリンジ」現象というもの。

皆既月食とは、太陽→地球→月が一直線に並び、月が地球の影に入ることで起こる天文現象です。
普通なら、月は真っ暗になって見えなくなるところですが、地球には空気があるので、
空気によって屈折した赤い波長の光だけが月面に届き、赤銅色の月になるのです。

しかし、最近、そこに新たな色が加わったようなのです。
地球の大気層の外側にはオゾン層があるわけですが、
どうやらそのオゾン層は、青い波長の光だけを通すらしいのです。
その影響で、月に映る地球の影の外周部分が青っぽく見えるとか…。

今日は撮影できなさそうなので、前回撮った写真を見返してみました。



言われてみると、影の縁部分は、明らかに青っぽいですね。

今日、晴れてて月が見られそうな地域の方、
もしくはネット中継などで月食を見るという方、
この「ターコイズフリンジ」にも注目してみてください。

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EDレンズとかほしいなぁ…。