茨木はもう雨に変わってしまいました。
今回、久々の雪をもたらしたのは「南岸低気圧」と呼ばれるもの。
文字通り、日本の南海上を東に進む低気圧です。
この低気圧、進む場所の微妙な変化によって、天気が変わります。
南すぎると、雨も雪も降りません。
程々に南側だと雪、
日本列島に近すぎると、逆に雨になります。
私も昔は「え?近いほうが天気悪くなるんじゃないの?」と思いましたが、
低気圧の構造上、そうはならないんですね。
こちらのページから画像をお借りします。
このように、低気圧は冷たい空気と暖かい空気の追いかけっこで構成されています。
したがって、低気圧が少し離れて南側を通ることで、
低気圧に向かって吹き込む冷たい空気が雪を降らせますが、
低気圧が近づきすぎると、南側の暖かい空気の影響で、雨になるというわけです。
ロードバイク乗りにとって、雨は大敵。
ある程度天気の知識を持っておけば、天気予報ではわからない、
微妙な天気の変化に気づくこともできるので、この機会に勉強してみてもいいのでは。
そして表題のお話。
私は小さい頃から、雪が降った日のほうが暖かいと思ってました。
こっちの人に話しても、誰も理解してくれないのですが、
妻や北海道出身の知り合いは「なんかわかる」と言ってくれます。
理由づけしてみましょう。
まず、雪が降るということは、当然雲があります。
雲があったら、夜間の放射冷却現象がおきません。
朝方の最低気温が高くなるので、暖かく感じる。
これはありそうです。
もう一つ
雪が降っているときは、ある程度の湿度がある。
冬に晴れるときは、湿度が低いことが多い(特に太平洋側では)。
湿度がある分、体感温度が高い。
う~ん、こんなところでしょうか。
そういえば、山形から大阪に来た時、
冬の気温は高いのに、風がきつく、乾燥しているので、
顔だけは妙に冷たく感じたことを思い出しました。
「寒くないけど冷たい」よくわからないけど、そんなイメージです。
あ、もう一つ似たような感覚が。
家庭用のLED電球。
「暗いけど、眩しい」
今日は引きこもっていたので、こんなくだらないことをつらつら考えてました。
次回以降はちゃんとロードバイクの話を書きますよ。
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